美しさを求めて
木の香りを生活に
香珈にある家具と一枚板のテーブルを紹介します。
ウッドカカ物語です。
木の家具の暖かさを知ったのは松山で暮らしていた頃、近くにあった材木の山がありそこで、木を大切に扱っていた、やがて木の師匠となった好川氏との出会いです。
杉と檜の違いも分からなかった私が、段々と木の魅力に引き込まれて行きました。
木の苗を植える。育つ、育つ何十年も、それから木を切り出して、材木市場に並ぶ。
材木を丸太で買ってきて、製材して、乾燥させて、家具にする。
森に有る木が、家具となって家に来るまでにとても長い時間がかかっている。木の育つのに30年から50年くらい。製材してから家具にするために乾燥されるのも長いもので10年かかる。
この写真は製材してから、乾燥させているところです。木は、乾燥されると年輪がまっすぐなろうとして、反ってくる。
それを抑えるために、重しを乗せて反らないようにしています。
疑問がありませんか。
乾燥させているのに、雨が降ったらどうするのって。
木の乾燥とは、木の繊維、細胞にある水分を飛ばすことを木の乾燥と言っています。
雨に濡れて濡れた木は数日で直ぐに乾きます。しかし、細胞の中にある水分は何年もかかって乾燥していきます。
少しづつ、木についてお話していきます。